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朝日新聞慰安婦報道の「闇」と裁判担当した福島瑞穂氏の関与
2014.08.20 16:00 NEWSポストセブン
8月5日付の朝刊で、朝日新聞は吉田清治氏(故人)の証言した戦時中の「慰安婦狩り」について
の1991年当時の記事を取り消した。当時、朝日にはもう一つ重大な「虚報」があった。
吉田証言報道の3か月後、〈思い出すと今も涙 元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く〉と
いう見出しで、元慰安婦の証言を〈女子挺身隊の名で戦場に連行された〉と“スクープ”した記事だ
(1991年8月11日付)。
女子挺身隊は慰安婦とは全く別物であるという誤りに加え、吉田証言と表裏一体をなすこの「戦場
に連行された」という記事にこそ重大な問題がある。
朝日報道の時点では匿名だったこの元慰安婦は3日後に金学順(キムハクスン)という実名を出し
て記者会見し、「生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌にあるキーセン(芸妓・公娼)
の検番(養成所)に売られた」という経緯を明らかにしたのだ。西岡力・東京基督教大学教授が解説
する。
「金学順さんは母がカネで売った相手、キーセンの検番の義父によって17歳の時に慰安所に連れて
行かれたと証言しました。朝日が書いた国家権力による連行ではなく、母に売られ、義父に騙されて
慰安婦にされたと明かしたのです」
ここに朝日報道の闇の部分がある。この記事を書いたのは当時大阪社会部に所属していた植村隆・
元記者。植村氏の妻の母は韓国の旧軍人、遺族らでつくる「太平洋戦争犠牲者遺族会」会長(当時は
常任理事)であり、金さんは記事の4か月後に同会メンバーとともに日本政府を相手取って損害賠償
請求訴訟を起こしている。
「つまり、報道は単なる間違いではなく、植村氏は親族の裁判を有利にするために、意図的に金さん
がキーセン養成所出身であることを報じなかった疑いがあるのです」(西岡氏)
「母に売られ、養父に慰安所に連れて行かれた」という話よりも「女子挺身隊の名で戦場に連行され
た」という記事のほうが、日本政府を相手取った裁判が有利になるのは間違いない。
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