14/08/15 08:20:27.25
インターネット上の人種差別的な発言で名誉を傷つけられたとして、
在日朝鮮人のフリーライター、李信恵(リシネ)さん(42)=東大阪市=が、
「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠会長や在特会に約550万円、
また発言を掲載したインターネットサイト「保守速報」の運営者に約2200万円の損害賠償を求める訴えを、18日にも大阪地裁に起こす。
専門家によると、在日への「ヘイトスピーチ」を巡り、個人が賠償請求する訴訟は初めてとみられる。
李さんによると、桜井会長らは昨年初めから今年7月までインターネット上で、在日朝鮮人という李さんの出自を取り上げて、
「不逞(ふてい)鮮人」などと蔑視、差別するような言葉を繰り返し投稿。
「保守速報」も昨夏から今年7月まで同様の匿名による差別的な発言を掲載した、としている。
ヘイトスピーチの法規制を研究する師岡康子弁護士(東京弁護士会)は
「学校を攻撃対象とした朝鮮学校訴訟から発展して、
今回の訴訟には、特定の個人に対するヘイトスピーチも違法だと確認する意義がある」と話す。【松井豊、後藤由耶】
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