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【上海】中国の最高経済企画当局、国家発展改革委員会(NDRC)は6日、高級車大手の独アウディと米クライスラー・グループを
調査した結果、独占禁止法に違反する行為が確認されたとして両社を罰する方針を明らかにした。
NDRCの李朴民秘書長は北京での記者会見で、独自動車大手ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツについても調査していることを
認めた。
李氏は、地方当局によるクライスラーとアウディの調査はほぼ終了したとした上で、「両社には独占的慣行がある。近く罰せられる」
と述べた。
また、NDRCは日本企業12社についても独禁法調査を終えており、自動車部品の独占価格を設定しているとしながらも、具体的な
社名を挙げるのは避けた。
アウディ、クライスラー、メルセデスの3社は先ごろ、中国の規制当局と譲歩する形で、相次いで補修部品の価格を引き下げた。
罰金の可能性をめぐる質問に対し、クライスラーの広報担当者は5日遅く、「クライスラー(中国)汽車銷售有限公司はNDRCの調査
に全面的に協力している。NDRCが正式な結論を発表する前に、当社が具体的な話をするのは適切ではない」と答えた。アウディの
幹部は6日、コメントを求める取材にすぐには連絡が取れなかった。
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
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写真=北京の道路を走るアウディ車
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