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韓国軍で集団暴行、1等兵が死亡 陰湿ないじめも
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朝日新聞 ソウル=東岡徹 2014年8月4日20時07分
韓国陸軍の砲兵部隊の1等兵(20)が今年4月、先輩兵士らによる集団暴
行を受けて死亡していたことが明らかになった。韓国では男性に兵役が義務づ
けられているが、「息子を軍隊に行かせられない」との抗議が国防省に殺到。
韓民求(ハンミング)・国防相は4日、国会で謝罪に追い込まれた。
韓国軍人権センターが7月31日に明らかにした。それによると、先輩兵士
ら4人は3月3日、返事が遅く、反抗的な表情をしたとして1等兵の胸を殴っ
た。その後、先輩兵士らは毎日、足や腹など全身に暴行を加え続け、歯磨き粉
を食べさせたり、床にはいたつばをなめさせたりと陰湿ないじめも繰り返した。
1等兵は4月6日、胸などを激しく殴られ、翌日に死亡。軍は先輩兵士4人
と暴行を黙認した上官を傷害致死の疑いで逮捕、起訴した。
事件が報道されると、国防省のホームページには息子を持つ父母らから「親
たちは立ち上がり、軍隊に送らないというデモをすべきだ」「軍隊に行って初
めて一人前という言葉は捨てなければならない」といった書き込みが相次いだ。
韓国防相は4日、国会審議で「子を軍に送り、心配をしている国民の皆さんに
申し訳ない」と謝罪した。
韓国では6月、同僚にからかわれたのが原因で、兵長が銃や手投げ弾で兵士
計12人を殺傷する事件が起きたばかり。部隊内の暴行やいじめの再発防止を
求める声がさらに高まっている。