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軍人権センターのイム・テフン所長が昨年発表した「軍人権実態研究報告書」のアンケート結果によると、兵士305人のうち、「軍隊内で殴打
されたことがある」との回答は8.5%あり、2005年に国家人権委員会が行った実態調査を2.5ポイント上回った。
他人が殴られるのを見たことがあると答えた兵士は17.7%で、05年(8.6%)の2倍に達した。しかし、殴打を目撃した後、どんな措置を取ったかを
尋ねたところ、半数以上の52.7%が「見て見ぬふりをした」と答えた。いじめを受けた経験がある兵士も05年の9.6%から昨年には12.5%に増えた。
また、いじめを受けたと答えた兵士の86.8%が「そのまま耐えた」と答えた。いじめを受けたり、いじめを目撃したりした兵士からの申告や報告を
待つ現在のシステムでは慢性的な軍内暴力問題を解決するのは困難だ。
同時に陸軍が今回の第28師団での事件について、残酷な真相を速やかに公表せず、隠蔽していたことは、軍指揮官の安易な認識を物語っている。
専門家は少子化による兵役対象者減少で「問題兵士」の入隊が増えている点、軍幹部の軍内での人権侵害に対する安易な認識と対応が暴力、
軍紀をめぐる事件を増やす原因になっていると指摘した。
軍消息筋は「学校内の暴力問題の深刻さは指摘され続けているが、学校のいじめグループが軍に入隊して似たような行動を取るケースも多い」
と話した。軍紀は軍律をしっかり守れということであって、先輩の不当な指示やいじめに耐えて従えということではない。しかし、軍紀が先輩後輩間
のプライベートな関係と誤って認識され、暴力的な軍隊文化へと変質している。
別の軍関係者は「軍幹部と兵士間の戦友愛と規律は、軍隊を維持する二つの重要要素だが、現在の韓国軍は内部暴力と誤った悪習のせいで
いずれも崩壊した状態だ。誰がこんな軍隊に入隊を志願し、国を守ろうとするだろうか」と嘆いた。一日も早く暴力的な軍文化を根絶しなければ、
軍組織が崩壊するだけでなく、国民的な不信、兵役逃れが深刻化しかねない。
ユ・ヨンウォン軍事専門記者