14/08/02 21:48:42.82
(>>1の続き)
「まず最初は、大変よい問題提起だと思うのは、表現の自由がありますから、なかなか難しいのです。やっぱり憲法は基本的人権、
表現の自由ということ。ただ一方で公共の福祉ということがあります。たとえば著しく人種差別のようなことをやることが、はたして
日本国憲法の理念に沿うのか。ですから、この前の会見でも申し上げましたが、憲法学者を含めて、よく議論するべきだと思って
います。
いま、あなたが出されたように、よその国が反日運動し、われわれを、ジャップという言葉で呼ぶということに対しては極めて不快で、
快く思いません。どの国の国民も同じことをやられると不快だと思いますから、たとえばこういうことについて野放しにしてよいのだろうかと。
韓国は韓国のやることですから、われわれがどうこう言う話ではありません。これは韓国が法律でやればよい。
そういう点について、どうすればよいのだろうか、と。いままで簡単に法律が決まらなかったのは、やはり表現の自由が重い。こういうこと
をよく検討しよう、と。しかし、逆のこと言われたら不快なように、やはり人権というものは非常に大事ですから、こういうことをきちんと
議論しようということです」
「それから、当然、国旗については尊重しないといけません。全体のコンテクストを見ないといけないので、国旗を尊重しなかった
ことは一度も私はありません。
ただし、要するに会見をしないといけない。マイクを隠すような形ではカメラさん、ここにいると顔、映りませんからというのを、そこだけ
切り出して言う。だから、そのときは、全部を見て言わないと、片言隻句、その場面だけ言うと、私は非常に誤解があると思います。
天皇の地位というのは日本国憲法で定めているわけですから、これはきちんと守っていかないとと思います」
「そして、いろいろなご意見が出されるでしょうけれども、賛成の方もおられるかもしれない。反対の方もおられるかもしれない。だから、
寄せられる声だけで、何件来たから全部反対とか、何件来たからどうという問題ではないだろうと思っております。それから、さっき、
ちょっともう途中で言いましたけれど、私が言ったのは、都民含めて国民は非常に常識を持っているから、ほかの国民をあしざまに言う
ような形のヘイトスピーチには、ここで手を挙げてもらってもいいですよ。記者のみなさん、ヘイトスピーチ大賛成って、おられますか、
挙げてみてください。1割もいないじゃないですか、という状況を申し上げたというのをねじ曲げて、90%は韓国民が好きだと言ったという、
こういうね、間違ったデータに基づいて話をするのはもうやめないと、私は東京都民の良識が疑われると思っております」
(終わり)