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【ソウル=島崎諭生】浜松市特産の菓子として知られる「うなぎパイ」そっくりの菓子「チャンオパイ」が、昨年10月から韓国で
発売されている。「チャンオ」は韓国語でウナギを意味し、直訳すれば「うなぎパイ」。ウナギを煮詰めたエキスをパイ生地に
混ぜて焼く製法で、味も形状も「うなぎパイ」に似ている。
韓国北西部京畿道坡州(キョンギドパジュ)市にある「スリホル製菓」が発売した。経営者は、製菓店を二十年間、ウナギ料理店
を十年間経営した経験があり、「体が弱い孫のためにウナギのエキスを混ぜた菓子を発案し、約二年をかけて独自に製造技術
を研究開発した」と話している。
研究を始めてから日本でも浜松市の製菓会社「春華堂」が「うなぎパイ」を作っていると知り、同社の一般向けの工場見学に参加
したこともあるというが、「味は全く違う」と主張している。昨年十一月には韓国で製造法の特許も取得した。現在は学校給食にも
提供しているという。
春華堂は日本語や英語の「うなぎパイ」の名称を韓国でも商標登録していたが、「チャンオパイ」は商標登録していなかった。
同社の担当者は本紙の取材に「初めて知った」と驚きを口にし、「調査して事実を確認した後、対応を検討したい」と話している。
ソース:東京新聞 2014年7月30日 夕刊
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
韓国のスリホル製菓が昨秋に発売した「チャンオパイ」=島崎諭生撮影
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