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(急増する韓国人登山客に向け、登山のマナーや注意点を韓国語で記した「韓日登山比較表」)
県山岳遭難防止対策協会は、近年増加している韓国人登山者向けに、登山のルールや注意点を
韓国語で記したパンフレットを1万部作った。中央アルプス檜尾岳(2728メートル)付近で韓国人パ
ーティー20人のうち4人が死亡した山岳遭難から29日で1年。再発防止のため、8月から上高地の
登山口や韓国の登山用品店などで配る。
韓国では登山ブームが続いており、2000メートルに満たない国内の山に飽きたらず、3000メー
トル級の山々が連なる日本アルプスへの登山ツアーが人気を集めている。県遭対協の事務局を務
める県山岳高原観光課によると、特に北アの上高地から槍ヶ岳、穂高連峰を2泊3日で縦走するコ
ースが人気で、最盛期は山小屋に100人以上の韓国人客が宿泊する日もあるという。
問題は、日本に比べ装備が不十分な点。韓国では、登山は主に日帰りで、悪天候時に入山が規
制されることが装備の違いに現れている。檜尾岳の遭難では、死亡した4人のうち3人の死因は低
体温症だった。雨で気温が下がったが、雨具が不備だったためとみられている。
県遭対協が作成したパンフ「韓日登山比較表」はA4判4ページで表紙に槍ヶ岳の写真を掲載。天
候が急変したり、技術を要する岩稜帯ルートが含まれたりするなど日本アルプスの厳しさを記し、必
要な装備やマナーなどを韓国の場合と比べている。ゆとりある日程や天気予報の確認、山岳保険加
入などを呼びかけている。
ハンディーサイズのA5判作成も検討しており、韓国で150店舗展開している日本の登山用品メー
カー「モンベル」で配布するほか、韓国の旅行会社にネットで情報提供する。
2014年07月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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