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【社会】 2014/07/27 13:19 | 社会 | 中央社フォーカス台湾
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[写真提供:台東県政府]
(台東 27日 中央社)台風10号の影響で傷ついた台東県・池上郷のアカギの木の診断が25日、日
本の皇室とも深いつながりがあるとされる樹木医、山下得男さんらによって行われた。この木は、
昨年エバー(長栄)航空が俳優の金城武を起用して制作したCMに登場した後、“金城武の木”の
愛称で親しまれ、人気を集めていた。
山下さんは、木の状態を自動車事故に遭った重傷者のようだと表現した上で、台湾側が迅速に
植え直し作業を行ったことは不幸中の幸いだったと見解を述べた。しかし、周辺の土壌は根の成
長に適しておらず、土の入れ替えが必要だと指摘。
さらに、この木は回復途中にあるとして、根がしっかりと伸びるように、観光客に対して適切な距
離を保ち、触ったり土を踏んだりしないように呼びかけた。
山下さんは25年の経験を持つ樹木医で、樹齢50年以上の老樹の保護を得意としている。大安森
林公園(台北市)の樹木を補修するために台湾を訪れていたが、東日本大震災の際に台湾から
受けた義捐金への恩返しにと、“金城武の木”を支援しているエバー航空の呼びかけに無償で応
じたという。 (盧太城/編集:杉野浩司)