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■危険ドラッグ:工場?摘発 男2人逮捕 原料輸入容疑で
危険ドラッグの原料を中国から輸入したとして、厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部は23日、
東京都稲城市向陽台6の音楽制作業、趙顕夫(ちょう・あきお)(48)=韓国籍=と、石川県七尾市
後畠町の映像クリエーター、岡田実(43)の両容疑者を麻薬取締法違反(麻薬の輸入)の疑いで
逮捕したと発表した。
同部は七尾市内の倉庫などから大量の薬物や植物片を押収。危険ドラッグの密造工場だったと
みている。
逮捕容疑は6月12日、粉末状の麻薬約500グラムを中国から岡田容疑者の関係先に郵便で
密輸したとしている。いずれも容疑を否認しているという。
同部によると、倉庫からは危険ドラッグの原料となる薬物450グラム、危険ハーブとみられる
植物片850グラムと密造器具が見つかった。
趙容疑者の指示で岡田容疑者が危険ドラッグを製造し「合法ハーブ」と称して東京都や兵庫県の
危険ドラッグ店に出荷していた。
今年1月以降、毎月百数十万円を売り上げていたとみられる。
厚労省が危険ドラッグの密造工場を摘発したのは6月の那覇市内のケースに次いで全国2例目。
【駒木智一】
ソース 毎日新聞
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