14/07/19 15:05:24.25
我々は反レイシズムのフロントに立ち続ける
2014年7月19日 at 12:25 PM
2014年7月16日早朝、高橋直輝(男組・組長)はじめ他7名が「暴力行為等処罰法違反」で大阪府警に
逮捕されました。逮捕容疑は2013年10月26日に開催された排外主義を叫ぶヘイトデモ「日韓国交断
絶国民大行進 大阪」に参加しようとしたレイシストとの間で発生したトラブルが、集団での暴行に
あたるというものです。
「メガネを取るなどの行為(直ちにその場で返却)」やその他の軽微かつ偶発的な物理的接触が
ヘイトデモを阻止しようとする目的であったとしても、「暴力行為等処罰法違反」の対象とされた
ことを私たちは重く受け止めます。しかしながらそれ以外、殴る蹴るなどのいわゆる暴力を行使
した事実はなく、ヘイト常習者への説教が主であり、ましてや意図的計画的に「共謀して暴行を
働いた」ものではありません。
そもそも、今案件は差別団体関係者が反レイシズムの運動をつぶす意図で被害届を提出したもの
であり、不思議なことに今年になって受理されたものです。半年以上前のトラブルを今、事件化し
大量逮捕に踏み切った大阪府警の対応には恣意的なものを感じざるを得ません。
我々は、司直による公正な捜査が進められ、事実が解明されることを求めます。また、偶発的な
個人同士の接触に無関係な周囲の人間まで逮捕したこと、唯一の物的証拠である現場の動画は
公開されており、証証拠隠滅の怖れがないにも関わらず、長期拘留し被疑者の社会的不利益を
拡大することに強く抗議します。そして逮捕されたメンバーの早期釈放に向けて働きかけを
していきます。
奇しくも7月15日には、国連人権規約委員会が対日審査の中で「日本では昨年、主に在日韓国・
朝鮮人らに対する差別的デモが360回以上行われた」と指摘し、ヘイトスピーチ・ヘイトデモ
への対策を日本政府に求めています。本来、社会的制裁を受けるべきなのは「朝鮮人を死ね、殺せ」
「日本から叩き出せ」と叫び、民族憎悪を流布するレイシストなのか、それを止めようとした
者なのか。それは誰の目にも明らかです。
URLリンク(otokogumi.org)