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中国が石油掘削施設を撤収 南シナ海、緊張緩和狙う?
【中国総局】中国の大手国有企業、中国海洋石油のグループ会社は16日までに、南シナ海のパラセル
(中国名・西沙)諸島付近で実施していた掘削活動を15日に完了したと発表した。中国外務省の
洪磊報道官も16日、「掘削作業を期日通りに終えた」とする談話を発表、採取した地質資料を
分析して今後の作業方針を決めることを明らかにした。
一方、ベトナム沿岸警備隊のゴ・ゴック・トゥー副司令官は16日、中国がパラセル諸島付近に
設置していた大型の石油掘削装置が撤収され、中国の海南島に向かって移動していることを明らかにした。
当初、中国側は掘削活動を8月中旬まで継続する意向を示していた。同諸島の領有権をめぐって争う
ベトナムとの緊張緩和にむけて作業終了を前倒しした可能性がある。
中国側は5月2日、ベトナムが自国の排他的経済水域(EEZ)だと主張している海域で一方的に
掘削作業を開始。ベトナム側も掘削を阻止するため公船を派遣し、中国船と衝突を繰り返していた。
中国側は同27日、掘削装置を当初の位置から東北東に23カイリ(約43キロ)移動し、作業を
進めていた。
産経ニュース 2014.7.16 12:40
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