【朝鮮日報】 ソウルに「中国の風」、平壌に「日本の風」~転換期にある北東アジア、韓国は決してぶれてはならない[07/08]at NEWS4PLUS
【朝鮮日報】 ソウルに「中国の風」、平壌に「日本の風」~転換期にある北東アジア、韓国は決してぶれてはならない[07/08] - 暇つぶし2ch2:LingLing ★@転載は禁止
14/07/08 14:38:54.40
>>1のつづき)

表面上は、この二日間における北東アジアという舞台の主人公は朴槿恵(パク・クンヘ)韓国大統領、習主席、
安倍首相に見える。しかし、よく見てみると、この3カ国の指導者たちは全員、その会談相手の肩越しに別の誰
かを意識していた。それはオバマ米大統領だ。

朴大統領は「韓中共同で来年、抗日70周年記念式典を行おう」という習主席の提案にイエスともノーとも答えな
かった。韓中共同声明や韓中共同記者会見でも日本の問題はスルーした。韓米日の連携が乱れることを懸念
する米国への配慮だ。

習主席はソウル大学公開講演で露骨に日本を批判しながらも、米国については言及しなかった。安倍首相は
対北朝鮮制裁解除を発表したが、核問題やミサイル実験に対する国連制裁は除外した。どれも背後にいる米国
の目を意識した言動だ。韓中、韓日、中・日関係で最も重要な当事者の一人が米国だということだ。

北東アジアは現在、「非正常」が日常になってしまった。朴大統領と習主席は5回顔を合わせたにもかかわらず、
朴大統領と安倍首相、習主席と安倍首相は実際に一度も首脳会談を行っていない。そうして相手に対し疑念を
膨らませてきた。対話は問題を解決するためだけの手段ではない。相手の間違った判断を防ぐ安全装置でもあ
る。北東アジアは安全装置がなくなった地雷原になろうとしている。

北東アジア3カ国の指導者間における、ねじれた「非対称的対話」状態の最大の責任は安倍首相にある。国際
関係では責任の多さにより結果の負担割合が決まるわけではない。責任の多さに関係なく状況悪化の共同犠
牲者になるケースは珍しくない。

北東アジアは同盟の内容と質が同時に変わる転換期にある。「チャンスの窓」も「ピンチの窓」も随時開いたり
閉じたりしている。3日は一日中、「中国の風」がソウルを、「日本の風」が平壌を吹き抜けた。今、韓国を揺さぶ
っているのは「風」なのか、それとも「風」が吹く前に韓国の意思が揺れているのか、冷静に把握しなければなら
ない。韓国は決してぶれてはならない。

(おわり)


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