14/07/07 15:30:28.56
■中国が公開した日本人戦犯供述書、信ぴょう性は?
中国中央档案局（公文書局）は今月3日から日帝（日本帝国主義）の戦犯による「中国侵略罪状書面供述書」
を毎日1件ずつ公開している。これは中国に拘束された日本人戦犯1017人が直接作成した「ざんげ録」の
一部だ。
総計20万枚にもなる供述書には▲虐殺・拷問▲軍による慰安婦強制動員▲生体実験▲毒ガス散布―など
に加わった戦犯の告白が書かれている。中国政府はうち45件を選び、中国では「反ファシスト戦勝記念日」、
韓国では「光復節」（日本の植民地支配からの解放記念日）に当たる8月15日まで毎日公開する計画だ。
最初に公開された告白書で鈴木啓久・日本軍第117師団長（中将、所属肩書きは当時）は「韓中の婦女子を
誘い出し、慰安婦にした」と述べた。藤田茂・第43軍第59師団長（中将）は「中国軍の捕虜600人余りを日本
軍の『銃剣術の教材』として殺害した」とした。上坂勝・第59師団歩兵第53旅団長（少将）は「毒ガスで中国の
軍人と住民を虐殺した」と告白した。佐々真之助・関東軍第3方面軍第39師団長（中将）は「（日帝が）中国の
婦女子50人余りに性的暴行を加え、一般人をスパイ扱いして拷問・殺害した」と述べた。
中国が公開したこれら供述書が注目されるのは、日帝の戦犯らが真実を記した可能性が高いためだ。1949
年に成立した中国の共産党政権は、日帝の戦犯に対して寛大な措置を取った。1000人余りのB・C級戦犯の
うち、中国が死刑や無期懲役を宣告した例は皆無だ。当時戦犯裁判を行った連合国の中でも、誰も死刑に
しなかったのは中国共産党だけだ。連合国のB・C級戦犯に対する裁判では、米国が140人、英国が223人、
オランダが226人をそれぞれ死刑に処した。A級戦犯は東京裁判で処罰された。
中国共産党は当時の戦犯裁判で、「罪は日本の軍国主義にあるのであって、日本人民にはない」という原則
を掲げた。現在も遼寧省撫順市にある戦犯管理所跡には「日帝の戦犯の人格と民族的習慣を尊重せよ」と
いう周恩来首相の指示が掲げられている。この指示に従い、日帝の戦犯は拷問や暴行を受けなかった。戦
犯は1日3食を与えられ、必要な治療も受けた。
その代わり、中国共産党は日帝の戦犯が過去に犯した過ちを書き記し、反省するための時間を設けた。現在
中国が公開している供述書はそうした過程で作成されたものだ。北京の外交筋は「中国に拘束された日帝の
B・C級戦犯は強圧的、暴力的な雰囲気で供述書を書いたのではない。自身の過ちを誇張したり、作り話をし
たりする必要はなかった」と指摘した。
共産党政権は1964年までに供述書を書いた戦犯を日本に送還した。撫順戦犯管理所の関係者は「当時共
産党指導部は革命成功の自信感に基づき、日帝の戦犯も『共産主義的な新しい人間』として改造しようとし
た」と説明した。拷問ではなく、思想教育で戦犯の反省を促した格好だ。
中国では第2次世界大戦当時、3500万人が死亡するか負傷したが、「容赦と和解」という戦後秩序を打ち立
てたとの評価を受けている。それでも中国が今回「戦犯供述書」を公表したのは、日本が一方的に戦後秩序
の原則を破壊したと判断したためだ。
習近平主席が最近、韓国やロシアに来年には「反ファシスト戦勝70周年」の記念行事を共同で開こうと提案
したことも、日本の右傾化を許すまいという意味と受け止められている。
北京＝アン・ヨンヒョン特派員
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
URLﾘﾝｸ(www.chosunonline.com)
【中国】日本人戦犯1人目・鈴木啓久の供述書を公開 八路軍幹部を毒ガスで惨殺［07/04］
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)
【日中】 「日本軍、銃剣術教育で捕虜を使った殺人訓練」～中国、日本戦犯自白書第二弾公開…45編を毎日一編ずつ公開予定[07/04]
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)
【中国】日本戦犯3人目・上坂勝 毒ガス散布後に逃走する中国人を虐殺［07/05］
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)
【中国】日本戦犯4人目・佐々真之助 中国人婦女子を性暴行して一般人を拷問殺害［07/06］
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)