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馬英九・総統が、中国大陸を魔物と捉えていては台湾が損をすると指摘した。
中米の友好国、エルサルバドルを訪れた馬英九・総統は、現地時間2日、メディアとの茶話会を開いた。
馬・総統はこの中で、昨年6月に中国大陸と調印した、「台湾海峡両岸サービス貿易協定」が一年後の
現在になっても発効させられず、「両岸協定監督条例」の立法院における審議も順調に進んでいないとして、
韓国との競争に向き合い、大いに焦りを感じると述べた。
馬・総統は、「しかしながら、政府がこれらの問題に対策をとろうとすると、それをけん制する動きが出てくる」
として、その原因として、「中国大陸を魔物とみなす人がいるからだが、国際貿易の視点から見た場合、
中国大陸は、世界貿易機関のメンバーに過ぎない。この問題を正視することができなければ、損をするのは
台湾自身だ」と指摘した。
馬・総統は、「結局、我々は世界第2位の貿易体と経済貿易関係を発展させたいのかどうか。両岸関係や
中国大陸を魔物扱いするならば、最終的に損をするのは自分自身だ。私は、中国大陸を天使のように
扱うようにと求めたことはないが、だからといって魔物扱いする必要もない。われわれは、冷静かつ理性的な
選択をするべきだ」と強調、「内部的な争いの結果、中華民国台湾はチャンスを逃し、他国より遅れることになる。
内部闘争を繰り返しても、最終的に倒れるのは国民党ではなく台湾の経済だ」と述べて、関連法案の審議が
滞っていることを憂慮した。
Radio Taiwan International 2014-07-03
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