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韓国の鄭義和（チョン・ウィファ）国会議長は４日、国会を訪問した中国の
習近平国家主席に対し、韓中日の共同教科書編さんに向けた３カ国の歴史共同研究
委員会の発足を提案した。習主席は「３カ国の正確な歴史を確立する上で
積極的な役割を果たすだろう」と前向きな反応を示した。
習主席は「中韓両国は日本と関連した歴史問題について同様の歴史的経験と
共同の関心を持っている」と強調。全国人民代表大会（全人代＝国会）と韓国
国会の代表団が昨年発表した共同声明で、日本に侵略と植民地支配の歴史に
対する真摯（しんし）な謝罪を求めたことに言及し、周辺国と共に未来志向的な
パートナー関係を築く上で非常に良い効果を生んだと評価した。
鄭議長はまた、両国議会トップの相互交流を提案し、全人代の張徳江常務委員長の
韓国訪問を要請。習主席は張常務委員に伝えるとした上で、「両国の立法機関の
交流・協力は政党間の政治的意思疎通を強化し、理解と協力を促進する重要な
窓口になる」として積極的な支持を表明した。ソウル聯合ニュース
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