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時事通信
中韓に「野蛮な侵略」=反日共闘呼び掛け-中国主席
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4日、ソウル大で講演する中国の習近平国家主席(EPA=時事)
韓国国賓訪問中の中国の習近平国家主席は4日午前、ソウル市内のソウル大学で
講演し、「20世紀前半に日本軍国主義者が中韓に野蛮な侵略を強行し、
対日戦争が最も激しかった時、両国民は生死を共にして互いに助け合った」と
述べ、日本批判を展開した。中韓両国政府は安倍晋三首相の靖国神社参拝など
歴史認識問題に対して批判を強めているが、習主席は韓国国民向けにも
「反日共闘」を呼び掛けた形だ。
習主席はこのほか、豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592~98年)について
「400年以上前に両国国民は共に外敵を追い払い、共に戦った」と指摘。
「明国将軍と(李氏朝鮮時代の)李舜臣将軍が、共に海上で国のために命を
ささげた」と語った。李将軍は朝鮮水軍を率いて日本と戦って、その後戦死し、
韓国で英雄視されている。
さらに習主席は、1909年に伊藤博文元首相を中国ハルビン駅で暗殺した
朝鮮独立運動家・安重根にも言及。「安重根義士は『時間を無駄にするな』
との文章を残した」とした上で「若い皆さんは一分一秒を惜しんで努力してください」
と激励した。
習主席は中韓経済協力の強化も提案。中国が創設を目指す「アジアインフラ
投資銀行」について「アジアの発展に有利な条件をもたらす」と韓国の参加を
促した。また年内妥結を目指す中韓自由貿易協定(FTA)が「アジア協力
発展の原動力になる」と期待感を示し、「アジアの発展は全世界が必要としている」
と訴えた。
北朝鮮情勢については「朝鮮半島の核兵器に反対し、核問題を含むすべての
問題が平和的に解決されるよう望む」と述べた。(2014/07/04-13:00)ソウル時事
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