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【香港】北京市は、悪名高い大気汚染に取り組むために実行可能な解決策を考え出した。道に風を送り込んで汚れた空気を
吹き飛ばすというものだ。
2日付の新京報によると、中央政府と北京市の気象部門は「城市風道(都市部の風の通路)」を設けることが実現可能どうか
検討している。
同市の環境研究機関トップを務める劉春蘭氏によると、風の通路によって、郊外から流れてくる空気が市の中心部を通り抜け、
うまくいけば大気汚染物質を除去できる。
北京市政府は現在、風の通路を考慮しながら都市計画を見直しており、詳細は年末までに明らかになる見込みだ。
具体的には、都市計画部門が建物の密度と高さを調整して空間を確保し、大気汚染物質と都市部の熱が消散する対策を講じる。
中国の都市で、大気汚染問題に対処するためにこの方法を検討しているのは北京市だけではなさそうだ。新京報によると、
上海や浙江省杭州、江蘇省南京など多数の主要都市が「風の通路」を設置できないか考えているという。
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
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