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韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日、中国の習近平国家主席と首脳会談
を行い、両国関係の発展策や北朝鮮の核問題、対日協力策などを協議する。
習氏の来韓は昨年3月に国家主席に就任して以来初めてで、彭麗媛夫人も
同行する。昨年6月に朴大統領が中国を国賓訪問したことに対する答礼で、
北朝鮮や日本より先に韓国を訪問することになる。
北朝鮮の核の脅威や、日本の歴史認識問題などで北東アジアの秩序が揺れ動く中、
習氏の来韓が韓中の「戦略的協力パートナー関係」をさらに深め、両国関係の
新たな道しるべを示すことになるか注目される。
中国外務省の秦剛報道局長は先月末に習氏の訪韓を発表する際に「両国の指導者が
中韓両国の戦略的協力パートナー関係を新たな段階に引き上げることになる。
共通の関心を持つ重大な国際、地域問題に対し、意見を交わす」と説明している。
首脳会談後に発表する共同声明には北朝鮮の核問題や日本の集団的自衛権の
行使容認に向けた動き、過去の歴史問題などに対する共同対応に関する内容が
盛り込まれるとみられる。とりわけ、最大懸案とされる北朝鮮の核問題に対する
メッセージがどのような表現になるか注目される。
さらに、韓米日の軍事協力が強化される中、米国が最新鋭の迎撃システム
「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を検討していることについても、
議論が行われる可能性がある。
そのほか、韓中自由貿易協定(FTA)交渉の早期妥結をはじめ、政治、経済、
社会、文化など両国関係強化に向けた幅広い協議が行われるとみられる。
習氏は来韓中、韓中ビジネスフォーラムで基調演説するほか、中国国家主席として
初めて韓国の大学で講演する。夫人の彭氏も韓国伝統文化を体験するなど
「ソフト外交」を行う。
中国側は習氏の訪韓にあわせ、貸し出しの形でジャイアントパンダを韓国に
プレゼントする。ソウル聯合ニュース
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