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南北休戦ラインの最北端・高城(コソン)の韓国軍部隊内で兵士による銃乱射事件があり大問題になっている。
徴兵制の軍隊は社会の現状の縮図だから、事件の背景は韓国社会の「イジメとぶちギレ」現象と見れば分かりやすい。
豊かな時代の若者はガマンすることを知らない。若者管理に韓国軍の悩みは深いが、一方ではこんなこともある。
先日、首都圏の最前線・漣川(ヨンチョン)に出かけた。漣川郡が地域おこしでやっている観光開発の視察だ。
目玉の一つは地元で発掘された石器時代の「握りおの」が世界的に初めてのものとかで、それをウリにした「先史博物館」を見学。
そのほか最前線なので軍事施設への“安保観光”もあり、南北非武装地帯に設けられた対北監視所も視察した。
「台風師団」が愛称の第28師団管理下の「台風展望台」は800メートル先が北朝鮮側。案内の将校が前方を指しながら過去、
現在の南北対峙(たいじ)状況を解説してくれたが、朝鮮戦争時のこの付近の戦況説明はもっぱら中国軍との激闘の話だった。
ところがこの展望台の入り口の掲示板には、朴槿恵(パク・クネ)大統領の部隊視察写真とともに、訪中の際の習近平国家主席との
握手写真が掲げられていた。なぜ訪米時のオバマ大統領との写真ではないのだろう。同盟国の米国の観光客が見たら怒るに違いない。
(黒田勝弘)
msn産経ニュース 2014.6.28 03:24
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