【断末魔の中韓経済/三橋貴明】先進国になり損ねた韓国 「グローバリゼーション」が仇に…[06/27]at NEWS4PLUS
【断末魔の中韓経済/三橋貴明】先進国になり損ねた韓国 「グローバリゼーション」が仇に…[06/27] - 暇つぶし2ch1:ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止
14/06/27 19:56:57.11
 日本も他国のことを言えた話ではないのだが、韓国で実質賃金の低迷が続いている。
 2007年から12年までの5年間で、韓国の実質賃金は2・3%の減少となったのである。
 韓国は別に日本のようにデフレに陥っていたわけではないため、「賃金の上昇が、物価の上昇に追いつかない」形で
実質賃金が下落していったことになる。

 実質賃金の下落とは、グローバル市場をメーンの標的市場としている国、企業にとって、「国際競争力が高まる」
という話になるわけだ。ここで言う国際競争力とは、もちろん価格競争力を意味している。

 結局のところ、経済モデルを過度にグローバル依存にしてしまうと、自国の国民の所得拡大は「国際競争力の低下」
という話になってしまうのだ。韓国はグローバリズムの優等生であるが故に、自国の国民の実質賃金下落を
放置せざるを得なかった。

 改めて「戦後」の歴史を振り返ると、いわゆる「先進国」の全ては「国民の所得と内需」が拡大する形で、経済成長を遂げている。
 すなわち、ブレトンウッズ体制下、資本移動が自由化されていない環境下で、企業が稼いだ所得が「国内の投資」として循環し、
労働者の所得が増え、消費者が消費を拡大する「内需主導型」の経済成長を達成したのが、現在の先進諸国なのである。

 韓国は先進国になる前の段階で、「先進国病」に陥ってしまった。韓国の90-97年の年平均成長率は7・5%、
IMF(国際通貨基金)の管理下に置かれた98年から07年までは年平均成長率4・7%。そして、08年-13年は
年平均成長率2・9%である。

 IMF管理以降、韓国では構造改革や規制緩和、グローバリゼーションを進めれば「先進国になれる」というコンセンサスに
支配されていたが、現実には経済成長率が「先進国並み」に停滞していっただけだった。

 韓国の企業はIMF管理後、負債比率を引き下げていった。信じがたい話だが、現在の韓国の上場企業の負債比率は、
米国をも下回っている。企業が負債を増やさない場合、当然ながら設備投資が低迷する。97年のアジア通貨危機勃発前、
韓国の設備投資は年平均14%で増えていた。
 ところが、IMF管理後に5%に落ち込み、さらに11年から13年の平均は、わずか2・2%である。

 韓国は先進国になる前の段階で「構造改革」「グローバリゼーション」を受け入れた結果、国内の消費や投資を中心に
経済成長を達成する道をふさがれてしまったのだ。

 韓国は先進国になり損ねた。

zakzak 2014.06.27
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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