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画像:「慰安婦」の経験を語る74歳の中国人女性 (2000年、上海)
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日本政府が1993年の河野洋平官房長官談話を有識者に検証させたことで、旧日本軍が生んだ「慰安婦」という
耐え難い問題にあらためて焦点が当たっている。
米バッサー大学アジア研究学部の丘培培(Qiu Peipei)教授は近著「Chinese Comfort Women
(中国人慰安婦)」で、第二次世界大戦中の日本による侵略の中で最もトラウマに満ちた側面に新たな視点を提供した。
この本の執筆には上海師範大学の蘇智良教授と陳麗菲教授も共著者として加わっている。
これまで研究者らは慰安婦の総数が最大で20万人に上り、大半が朝鮮人だったと見ていた。
だが、丘教授の著書によるとアジア全体で40万人の慰安婦が存在し、少なくともその半数が中国人だった
可能性があるという。
慰安婦問題はすでに日韓関係を深く傷つけているが、中国でこの野蛮な歴史の一幕に関する研究が進むにつれて
中国政府が独自の主張を強める可能性がある。しかし丘教授の著書によると、中国の慰安婦は2度犠牲になることが
多かったという。最初は日本軍の、戦後は中国共産党の官僚たちの犠牲になったというのだ。
共産党は慰安婦に対し、日本の共謀者というレッテルを貼っていた。
ウォール・ストリート・ジャーナルは電子メールで丘教授に話を聞いた。
Q:慰安婦の大部分は朝鮮人だったと長く考えられてきた。教授の研究では同数の中国人慰安婦が存在した
可能性が示唆されている。なぜ今になってこれが明るみに出たのか。
A:中国では戦後長い間、このことが表面化しなかった。レイプ被害者は恥ずべき存在と見られ、時には
「敵国支援」の共謀者と見なされる場合があったからだ。旧日本軍が戦時中に設置した「慰安所」には
膨大な数の中国人女性が収容されていたが、これに関する情報が最初に出たのは1990年代後半になってからだ。
当時は韓国と日本で「慰安婦」への補償を求める運動が起こっており、中国でも旧日本軍の慰安所に対する
調査が全国規模で広まった。ただ、この研究結果を英語で得られるようになったのは最近のことで、
中国以外での認知度は低かった。私はこうした情報格差を埋めることで、この問題についての理解を一段と
深めることに寄与したいと思う。
Q:生存している元中国人慰安婦は何人いるのか。
A:これまで証言を行った女性の中で、生きているのは23人しかいない。今は全員が80代か90代だ。
(>>2以降へ続く)
By ANDREW BROWNE
The Wall Street Journal 2014 年 6 月 26 日 11:28
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