14/06/23 09:31:37.32
■日本の試合の視聴率は20%前後、強豪の試合も上回る
■各テレビ局も「豪華中継」
韓国人にとって、世界的なスターの多彩なプレーや、強豪の名勝負に対する関心よりも「憎き隣国」に対する関心ははるかに高かった。
サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、韓国の視聴者たちが最も関心を示した外国の試合は、日本が出場する試合だった。
視聴率調査会社「ニールセンコリア」によると、今回のW杯開幕後、22日(韓国時間)までに
最も高い視聴率を記録した外国チームの試合は、15日に行われた日本-コートジボアール戦だった。
この試合の視聴率は21.8%(地上波テレビ局3社の合計)で、全体でも韓国-ロシア戦(52.5%)に次いで2位となっている。
3位もまた、20日に行われた日本-ギリシャ戦で、3社の合計視聴率は19.8%に達した。
ほかの出場国の試合の視聴率は通常6-10%であることを考慮すると、日本の試合の視聴率は2倍以上高いことになる。
強豪の名勝負となったイングランド-イタリア戦(18.9%)よりも、日本の試合の視聴率が高かった。
ニールセンコリアの関係者は「ライバルである日本のW杯の戦績が気になるだけでなく、
最近の日本の右傾化によって韓日関係が冷え込む中、高まる反日感情が反映されていると考えられる。
また、日本の試合が(韓国時間の)午前7時や10時に始まるため、韓国のサッカーファンたちが視聴しやすい時間帯だったことも影響した」と語った。
高い関心を意識するかのように、各テレビ局とも日本の試合に際し、韓国の試合と同程度の「豪華中継」を敢行した。
日本-コートジボアール戦では、キム・ソンジュ・アナウンサーと、解説に安貞桓(アン・ジョンファン)、
ソン・ジョングクの両元選手を迎えたMBCが最も高い視聴率(8.5%)を記録した。
だがこの試合では、KBSの李栄杓(イ・ヨンピョ)解説委員による
「頭では日本が勝つだろうと思いながらも、心の中ではコートジボアールの勝利を願う」
「(日本が負けて)疲れが取れた」といった発言が話題になった。
一部のファンたちは、李解説委員の「えこひいき解説」を「愛国解説」とたたえた。
そのためなのか、次の日本-ギリシャ戦ではKBSの視聴率が10.9%となり、MBC(5.4%)に2倍以上の差を付けて1位となった。
また、日本-ギリシャ戦の中継では、日本の軍国主義の象徴とされる旭日昇天旗を顔にペイントした日本サポーターの姿がカメラに捉えられるや、
SBSのペ・ソンジェ・アナウンサーが「(旭日昇天旗は)アジアではナチスと何ら変わらない。戦犯旗はサッカー場から追放すべきだ」と述べた。
KBSの李栄杓解説委員もまた、旭日昇天旗を見て「あれは何だ」と不快感をあらわにした。
2014/06/23 07:53
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