14/06/21 23:24:39.54
河野談話作成過程検討チームの報告書発表を受けた菅義偉官房長官の記者会見要旨は次の通り。
「河野談話の作成過程に関し、これまで明らかにされていなかった事実が含まれている。平成19年に閣議決定した政府答弁書を
継承する政府の立場は変わらない。慰安婦問題については筆舌に尽くしがたいつらい思いをした方々の思いに非常に心が痛む。
政府の立場は変わらない」
--検証結果について韓国側に連絡は
「(報告の)直前に概要を通報した。報告書の詳細は今後説明したい」
--日韓での談話の文言のすり合わせが証明された
「そうしたことも含めて当時の事実関係を検証する必要があるという形で検証した」
--談話の見直しは
「(談話は)20年以上前だ。(元慰安婦の)聞き取りの裏付け調査もしていない。見直しは事実上不可能だ」
--韓国との関係改善は
「韓国は最も重要な隣国だ。今後も日韓関係を重視し、さまざまレベルの対話を通じて協力関係を進めていく」
--談話の有名無実化だ
「お互いに言い分があるから専門家の手に委ねた。指摘は当たらない。日本が韓国と談話を外交交渉で発表したわけだから、
相手がいるので一方的に見直すことはできない」
--アジア女性基金の経緯に触れた狙いは
「日本が何もしていないとかなり流布されている。わが国が対応してきたことを明らかにすることは極めて重要だ」
■慰安婦問題に関する平成19年の政府答弁書
第1次安倍晋三内閣は19年3月、当時社民党だった辻元清美衆院議員(現民主党)の質問主意書に対し、河野洋平官房長官談話
に関し「政府の基本的立場は、官房長官談話を継承している」とする政府答弁書を閣議決定した。同時に「政府が発見した資料の中
には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とも明記し、「狭義の強制性(官憲による強制連行)は
なかった」としてきた安倍首相の発言を正式に追認した。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
図表=慰安婦問題をめぐる動き
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