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韓国東部の鬱陵島沖の海底に設置された韓国で唯一の海底地震計が、故障したまま7カ月も放置されていることが分かった。
韓国気象庁によると、鬱陵島の南方沖13キロ、深さ2キロ地点に設置されている海底地震計のケーブルが昨年11月に断線した。
この地震計は2006年に20億ウォン(現在のレートで約2億円)以上をかけて設置された。
気象庁は、付近を航行していた中国漁船のいかりによって地震計の電源ケーブルが切断された可能性が高いとの見方を示している。
気象庁の関係者は「昨年11月に地震計からのデーター受信が途絶えたことを検知した。このとき、周辺では中国漁船が多数
航行していた上、切断されたケーブルが鬱陵島から1キロ離れた地点で見つかったため、漁船のいかりがケーブルに引っかかって
切れた可能性が高い」と話した。
だが断線してから7カ月たつにもかかわらず、復旧作業は行われていない。
気象庁はこの日ようやく修理業者の入札・選定や保険会社を通じた復旧費用の算定などに関する報告を行った。
この関係者は「機器が故障してもすぐに修理するのは不可能。保険には加入しているが膨大な費用が掛かる上、外部の修理業者と
契約しても、海底ケーブル連結用コネクタの製造・搬入にかなりの日数がかかる」と説明した。
気象庁は9月7日までに海底地震計の復旧作業を終える予定だ。
ピョン・ヘジョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2014/06/10 10:57
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