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中国の王毅外相は8日、2日間の日程でインドを訪れてスワラジ外相と会談、インドの経済発展への支援を約束するとともに、
中国とインドが両国間の問題に真摯に取り組む考えを強調した。
2週間前に発足したインドのモディ政権にとって中国とのハイレベル協議は初めてで、会談は3時間以上に及んだ。
インド外務省の報道官は会談後の記者会見で「両外相は経済的な結びつきを拡大するのりしろは非常に大きいという感触を得た」
と述べた。両国は閣僚級以上の会談を年内に少なくともあと6回以上行う方針だという。
王外相はヒンズー紙のインタビューで「中国はインドの改革、発展への努力を支持する。けっして隣国を選ぶことはできないが、
友好を育むことはできる」と述べ、ヒマラヤ地域での国境をめぐる見解の対立など両国が抱える問題について革新的な方法での
解決を呼び掛けた。
インドと中国の貿易はインド側の大幅な赤字となっているが、今回の協議では中国がインドの工業団地に投資し、貿易不均衡の解消
を図ることができるかどうかが採り上げられた。
ソース(ロイター) URLリンク(jp.reuters.com)