14/06/08 07:58:27.75
ソース(朝鮮日報) URLリンク(www.chosunonline.com)
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20代後半と遅咲きの訓練兵は、赤いキムチが乗ったトレーの前で悩んでいた。韓国軍の軍服に袖を通したものの、米国で生まれ
育った彼は「キムチが食べられない男」だったのだ。訓練所に入ってから数日が過ぎたが、キムチには一切手を付けなかった。しかし、
その日はそうも言っていられなかった。本格的な訓練が始まると腹が減り、あれこれ選んでいる場合ではなかったのだ。彼はキムチ
だけではなく、一度も食べたことのないおかずまで全て平らげた。
陸軍首都軍団司令部人事処人事行政課に勤務するキム・サンフン上等兵(29)は、韓国国籍だけではなく米国の市民権も保持する
二重国籍者だ。あえて韓国軍に入隊する必要もなかった。しかし、米国のコーネル大経済学部を卒業し、セント・ジョーンズ大学
ロースクール(法科大学院)に入学、1年生だった昨年4月に韓国陸軍への入隊を志願した。軍隊での生活も1年が過ぎると、あらゆる
ことに慣れてきた。
軍隊では「堅苦しい」言葉遣いしか許されないが、今ではそれもすっかり慣れてしまった。「私は米国で生まれたので、キムチに接する
機会がありませんでした。しかし、今ではキムチもよく食べるし、偏食もなくなりました。『軍隊に行けば行ったで適応できる』という言葉を
よく聞いていましたが、今では何でもよく食べます」
キム・サンフン上等兵は今年3月、上等兵の階級章を手にした。「数日前、休暇を取って実家に帰ってきましたが、両親に上等兵に
なったことを報告すると、『お前も男になったな』と褒められました。誇らしく思うとともに 責任を感じるようになりました」
■国外永住権者など志願入隊兵、10年で10倍に
国外の市民権者や永住権者などが韓国軍入りを志願し入隊する、いわゆる「永住権兵士」が年々増えている。兵務庁によると、志願し
入隊した国外の永住権者は2004年には38人にすぎなかった。しかし、2007年に127人、10年に191人と増え続け、13年には328人となった。
10年間で10倍近く増えたのだ。兵務庁は今年初めにこれら兵士の軍隊生活での日常を盛り込んだ手記集『大韓人が大韓に、2014』を
発刊した。
入隊を志願する国外永住権者などの2004年からの累積人数は、11年に1000人を突破し、今年2月末現在では1794人となっている。
こうした状況が続けば、年内にも2000人を突破するものとみられている。陸軍関係者は「今月19日にも忠南論山陸軍訓練所に30人の
国外永住権者らが追加で入所する予定」と明らかにした。
韓国の兵役法上、国外永住権者は満37歳になる年の12月まで入隊を延期できる。この年齢を超えると、兵役が免除される。故意に
体を傷つけたり賄賂を使ったりして兵役を逃れようとする国民もいる中で、国外永住権者らはなぜ自ら入隊を希望するのか。
■韓国の経済的レベル向上も影響
在外同胞財団のチョ・ギュヒョン理事長は、外国の永住権を保持した兵士が増える理由について「ここ10年間で急激に高まった韓国の
経済的、文化的レベルが国外の永住権者などに祖国に対する誇りやプライドを感じさせるようになったため」と分析する。「今では軍隊
での服務が時間の無駄ではなく、『人気のある国』韓国について学ぶ貴重な機会になった」というのだ。
(>>2以降に続く)
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