14/06/07 13:13:04.44
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
図表 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
韓国の旅客船セウォル号沈没事故を受け、全国の高校で韓国への修学旅行を取りやめる動きが広がっている。近年、韓国が不法
占拠する竹島(島根県隠岐の島町)が注目され、慰安婦など歴史問題を執拗に持ち出す反日的な韓国の姿勢も影響し、訪問先に選ぶ
高校が減少。そこに交通機関のずさんな安全対策が露呈した沈没事故が追い打ちをかけ、保護者の不安が増大した形だ。専門家
からは「リスクが大きいなら安全安心を優先すべきだ」という声も上がる。
■アンケートで不安続出
今年秋の韓国への修学旅行を計画した大阪府立柴島(くにじま)高校(大阪市東淀川区)は、先月に実施した保護者アンケートの結果
を踏まえ、行き先を国内に変更する方向で検討している。
「アンケートで不安の声が多かった。生徒たちの安全と保護者の安心が確保できなければ決行できない」と山崎為伯(ためのり)校長
は話す。セウォル号沈没事故や相次ぐ地下鉄事故を受け、現地交通機関に対する不安の声は少なくない。
同じく今秋の韓国行きを計画した府立東淀川高校(同市淀川区)でも保護者から不安の声が寄せられたため変更も含め検討。
今月中旬に保護者の意見を集約する方針だ。
大阪府教委によると、昨年韓国へ行った府立高校は6校。うち4校が今年は別の行き先を選んだ。
中止の動きは広がっている。平成元年からほぼ毎年、韓国へ行っていた滋賀県立国際情報高校(栗東市)は今年、「選択肢を多方面
に広げる」とマレーシアに変更。複数の目的地から好きな場所を選べる選択制を採用してきた和歌山県立那賀高校(岩出市)でも
韓国行きを希望する生徒が激減し、中止した。
秋田県立能代松陽高校(能代市)では、保護者に参加承諾書への記入を求めたところ、9割以上が韓国なら承諾しないと回答。
行き先を国内に変更した。
■反日教育の国に…
保護者の不安は、現地交通機関の安全対策の不備だけではない。
13年前からほぼ毎年、韓国への修学旅行を続けてきた大阪府立松原高校(松原市)に子供を通わせる保護者の一人は「韓国は
反日教育が徹底されている。あまり歓迎してくれないのではないかという不安がある」と打ち明ける。
韓国の李明博(イ・ミョンバク)前大統領が平成24年夏、竹島に不法上陸。天皇陛下に対し朝鮮半島の日本統治時代の独立運動家
への謝罪を要求し、挑発を繰り返したことで日韓関係は一気に冷え込んだ。関係悪化を示すように、韓国へ修学旅行に行く高校は
減少の一途をたどった。
文部科学省によると、韓国を選んだ高校は12年度に241校(3万7663人)に上ったが、23年度には167校(2万833人)にまで
減少した。24年度以降も減少傾向が続いているとされる。
「安くてお手軽ということで人気だった韓国も、対日感情の悪化で子供を行かせることに不安を覚える保護者が多いのでは」と
旅行大手の近畿日本ツーリストの担当者。今年、韓国から国内に変更した大阪府内の高校の校長は「旅費はかさむが、将来的には
親日的な台湾や東南アジアに行きたい」と話した。
(>>2以降に続く)
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