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ドル対ウォン相場が、08年のグローバル金融危機後、初めて取引中1ドル=1020ウォンを割り込んだ。
30日、ソウル外国為替市場でのドルに対するウォン相場は、前日より1ドル=0.5ウォンウォン高ドル安の
1ドル=1020.1ウォンで取引を終えた。
同日の為替は、前日の終値より1ドル=2.6ウォンウォン高ドル安の1ドル=1018.0ウォンで取引を
開始したが、当局の介入と見られる買い注文が入り、まもなく、1ドル=1020ウォンを取り戻した。しかし、
輸出メーカーからのドル売りの物量が地道に出たことを受け、午後に入り、再び1ドル=1019ウォンへと
ドル高ウォン安が進み、何とか1ドル=1020ウォン台を保った状態で取引を終えた。対ドルウォン相場が、
取引中1ドル=1020ウォンを割り込んだのは、08年月8日(取引中の最安値は1ドル=1017.5ウォン)以降、
5年9ヵ月ぶりのことだ。
ウォン高は最近、経常収支の黒字行進を受け、ドルが多く流入している上、米国債金利の下落の上、
国際的にドル安が進んでいることによるものだ。同日、ゴールドマンサックスは報告書を通じて、「ウォン相場は、
最高値を記録した06年と同様に、過大評価された兆しがある」とし、「韓国の経済回復のテンポが遅れている
状況の中、ウォン高が続くことになれば、負債を多く抱えている企業の脆弱性が深刻になりかねない」と懸念した。
一方、同日の総合株価指数(コスピ)は、外国人と機関投資家が軒並み売りに転じ、前日より0.86%安の
1994.96で取引を終えた。これでコスピは、28日(2017.06)持ち直したが、二日ぶりに再び2000ポイントの
大台を割り込んだ。
東亜日報 MAY 31, 2014 07:42
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