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朴大統領、海運会長に惨事の原因 閣議で非難、批判回避狙いか
（2014年5月27日午後8時13分）
【ソウル共同】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、朴槿恵大統領は２７日、運航会社、清海鎮海運の会長、
兪炳彦容疑者＝背任容疑などで指名手配中＝とその家族が「惨事の根本的原因」だと主張、兪容疑者らの逃亡を
「社会に対する挑戦だ」と非難し早期の逮捕を当局に指示した。
閣議での発言を大統領府が明らかにした。事故では、当局による公共交通の安全管理がほとんど機能して
いなかったとの批判が強まっており、朴氏の発言は６月の統一地方選を前に、こうした批判を回避する思惑も
あるとみられる。
韓国法務省は同日、国際手配中の兪容疑者の長女がフランス当局に拘束されたと明らかにした。
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