【朝鮮日報】戦闘機の異常接近、中国と日本は小さな衝突や事故が大きな悲劇の導火線になるという歴史の悲劇を振り返るべきだ [5/27]at NEWS4PLUS
【朝鮮日報】戦闘機の異常接近、中国と日本は小さな衝突や事故が大きな悲劇の導火線になるという歴史の悲劇を振り返るべきだ [5/27] - 暇つぶし2ch1:動物園φ ★@転載禁止
14/05/27 10:41:09.63
【萬物相】戦闘機の異常接近

 2003年3月、米軍のRC135偵察機が、北朝鮮の東海岸から241キロ離れた東海(日本海)
上空を偵察飛行していた。北朝鮮の長距離ミサイル発射の動きを監視していたこの偵察機に、北朝
鮮のミグ29戦闘機が接近した。ミグ戦闘機は30メートルの距離まで接近し、パイロットが戦闘機
の翼を振ったりハンドシグナルを送ったりして「北朝鮮に行け」と指示した。米軍の偵察機がこれを
拒否して飛行ルートを変えると、ミグ戦闘機は無謀にも偵察機の行く手を遮った。15メートルまで
接近するという極めて危険な飛行だった。

 北朝鮮のミグ戦闘機は、赤外線ホーミングの空対空ミサイルを発射するかのようにレーダーで偵察
機をロックオンし、急加速用の「アフターバーナー」を点火した。あまりにも近かったため、米軍の
偵察機はひどく揺れた。1969年に米軍のEC121偵察機が北朝鮮のミグ戦闘機に撃墜されて以
降、最も緊迫した場面が東海上空に訪れた瞬間だった。一触即発の状況は22分間続いた。偵察機の
パイロットを務めた大佐は「沖縄の基地に無事に戻った後、3日間はろくに眠れなかった」と語った。

 2001年4月、中国のF8戦闘機が南シナ海で米軍のEP3E電子偵察機と近接飛行し、衝突し
た。中国の戦闘機は真っ二つになって墜落し、米軍の偵察機は左主翼のプロペラが折れ、胴体に穴が
あいた。偵察機は2400メートルも急降下してようやくバランスを取り戻し、海南島に緊急着陸し
た。偵察機の乗員は「中国の戦闘機は、2度にわたって90センチ-1.5メートルの距離まで接近
した」と主張した。米中の綱引きの末、米軍機の乗員は11日後に解放された。

 航空機が別の航空機に近寄って空中衝突の危険が生じるケースを「ニアミス」という。米国では、
双方の機体の距離が150メートル以内なら「ニアミス」に、30メートル以内なら「シリアス」に
分類する。訓練飛行やアクロバット飛行のように、事前に足並みをそろえるケースは含まない。韓国
空軍の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」は、時速650キロで編隊飛行をしながら、互いに1
メートルの距離まで接近するという。

 一昨日、東シナ海上空で中国のスホーイ27戦闘機と日本の自衛隊の偵察機が30メートルの距離
まで接近し、神経戦を繰り広げた。時速数百キロで飛行する軍用機にとって30メートルというのは、
くしゃみ一つで誤って操縦かんを揺らせばすぐに衝突してしまう距離だ。尖閣諸島(中国名:釣魚
島)や防空識別圏の拡張問題をめぐり、中日の対立が激しくなっている状況で発生したニアミスだ。
第1次世界大戦は、サラエボで響いた1発の銃声から始まった。中国と日本は、小さな衝突や事故が
大きな悲劇の導火線になるという、歴史の悲劇を振り返るべきだ。

ユ・ヨンウォン政治部軍事専門記者兼論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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