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【ワシントン=今井隆】訪米中の中国人民解放軍の房峰輝総参謀長は15日、
米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長とワシントン郊外の国防総省で会談した。
房氏は会談後の共同記者会見で、南シナ海で中国が始めた石油掘削について
「中国の領海内での作業であり、当然の行為だ。作業の継続を保証する」と正当化し、
続行する方針を示した。
房氏は、「ベトナムが中国の活動を妨害している」と主張。米政府には
「客観的な態度」を取るよう要求し、「さもなければ、米中関係を阻害する」と警告した。
「オバマ政権のアジア太平洋重視政策によって勢いづいた日本などの周辺国が
問題をあおっている」とし、地域の「不安定要因」の一つに、
「日中、日韓、日露の『領土』を巡る論争」を挙げ、日本を批判した。
デンプシー氏は「軍によって紛争を解決しようとするのは挑発的であり、
リスクを高めると話し合った」と述べた。
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