14/05/15 19:16:01.27
ソース(日経TRENDY) URLリンク(trendy.nikkeibp.co.jp)
写真=キングス・クロス駅の裏手に広がる、グラナリー・スクエアで開催されているストリート・フード・スポット「KERB」で、
最も人気のある屋台のひとつ「キムチナリー」。オーナー(写真)はスエーデン人のハナさん
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写真=「キムチナリー」では、夏期にはコリアン・フードを挟んだタコス、冬期はコリアン風ブリトーを販売している
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2013年12月、世代を超えて受け継がれてきた日本人の食文化「和食」が、ユネスコの無形文化遺産に登録され国内外で話題と
なったことは記憶に新しい。時期を同じくして、韓国の「キムジャン(キムチ作りの文化)」も同じ認定を受けている。 韓国料理が
大きな市民権を得ている日本で、キムチは一般家庭の食卓で普通に食される韓国総菜のひとつだ。しかしここロンドンでは、
あの強烈な匂いと独特の辛みをもつ発酵食品は、遠いアジアの国から来たエキゾチックなキャベツのピクルス以外のなにもの
でもない―と長い間認識されていた。
しかしそんなキムチに対する“偏見”は、今や昔の話になりつつある。
写真=「キムチー」レストランの人気メニュー”キムチ”。厨房にはキムチ専用の冷蔵庫を配し、漬け物の臭みを最小限に抑えるため、
徹底した温度管理を行なっているという
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写真=ロンドンを代表する高級ステーキ専門店「Hawksmore」では、数年前からキムチ・バーガーが人気。写真は、同姉妹店「Foxlow」
で話題になっている「ビーフのショートリブとキムチ」
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昨今ロンドンに巻き起こっているストリート・フード・ブームの追い風に乗り、キムチ・バーガー、キムチ・タコス、キムチライス&
プルコギ入りのブリトーなど、「キムチ」を冠する新たなカジュアル・フードが次々とマーケットをにぎわしているのだ。また、
モダン・コリアン・フードを標榜するスタイリッシュなレストランも街に相次いでオープン。ステーキハウスやスモークハウスでは、
じっくりローストしたガッツリ系の肉や熟成肉の炭火焼きグリルにキムチを添えたり、野菜のディッシュにコチュジャン・マヨネーズが
使われるなど、ロンドンのレストランシーンでは韓国食材が大きな注目を集めている。
また、“世界一おいしい朝食”を供することで有名なオーストラリアのレストラン「ビルズ」のシェフ、ビル・グレンジャー氏も、
英インディペンド紙に自家製フレッシュ・キムチのレシピをつづったコラムを寄稿するなど、英国の各メディアも最近キムチを大々的に
取り上げている。“ポスト日本食”というヘッドラインとともに鮮烈なデビューを飾り、ここ数年右肩上がりの成長を遂げているコリアン・
フードの魅力と、ロンドンにおける今後のポテンシャルについてリポートする。
写真=英国の高級紙インディペンデントに掲載された、オーストラリア人シェフ、ビル・グレンジャー氏のキムチのレシピ。
氏は、ロンドンに2軒のレストランを構える英国でも人気のシェフ。
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(>>2以降に続く)