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セウォル号が300人を越える犠牲者を閉じ込めたまま水中に沈没していた4月16日午前10時30分頃、
国民の生命に責任を負わなければならない119状況室は、高位公職者が現場を訪問する時間に合わせて
生存者をペンモク港に連れてこいと海洋警察状況室に数回にわたり要求していたことが確認された。
国民が命を失っていたその瞬間に、生存者救助よりは現場に下って行く高位公職者の儀式に気を遣っていたわけだ。
14日、国会安全行政委員会の懸案報告で、チン・ソンミ新政治民主連合議員は事故当日の午前10時30分から11時の間、
海洋警察状況室と119状況室の間で交わされた通話録音記録を公開した。
録音記録には119状況室が事故海域で救助され近隣の西巨次島で応急措置を受けている生存者を
高位公職者が訪問する珍島ペンモク港に連れて来るよう数回にわたり要求する内容が含まれている。
生存者の移送を要求する119状況室に対して、海洋警察は
「今は救助が優先なのに、偉い方々がどこに下って見えようと何の関係があるか」と主張するが、
119状況室は「生存者が西巨次島に留まっていてはならない」として「患者を運んで来なければならない」と繰り返し要求している。
チン議員は「人命ひとりの救助が緊急な状況で、119状況室は長・次官の儀式にばかり気を遣っていた。
消防防災庁長はこのような状況を知っていたか」と問い詰めたが、ナム・サンホ消防防災庁長は「初めて聞く内容」とだけ答えた。
※<海洋警察-119状況室 録音記録>はソース元に
2014.05.15 07:35
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