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日本による植民地時代に中国で樹立された大韓民国臨時政府の「光復軍記念碑」が、早ければ今月末にも中国・陝西省西安市で
除幕式を行い、一般公開されることが11日までに分かった。記念碑は光復軍第2支隊が駐屯していた西安市の杜曲鎮に建立中で、
ハルビン市の安重根(アン・ジュングン)記念館と共に、日本の歴史認識問題をめぐる韓中協力の新たなシンボルになる見通しだ。
陝西省の現地消息筋は「記念碑と周辺公園の工事はほとんど完了し、いつでも除幕式を行える状態」と語った。記者は9日に現地を
訪れたが、記念碑と公園は西安市内から約20キロ離れた村にあった。記念碑は公園内のあずまやの中に設置され、ピンクの布が
巻いてあり、除幕式を待っているように見えた。公園は広さ2000平方メートルで高さ2メートルの塀に囲まれ、樹木や芝が植えられて
おり、散策路もあった。周辺の荒れた黄土地帯とは対照的だった。ある住民は「ここに韓国軍(光復軍)が3年ほど駐屯していたことは
以前から知っていた。(公園造成)工事は2カ月ほど行われ、つい先日終わった」と語った。
北京の外交消息筋によると、記念碑には韓中が合意した文言が韓国語と中国語で併記されており、両国の友好を強調する内容が
盛り込まれているという。光復軍第2支隊は1940年代、初代首相を務めたイ・ボムソク将軍の指揮の下、キム・ジュンヨプ元高麗大総長、
月刊総合誌『思想界』の張俊河(チャン・ジュンハ)元代表らが所属していた。部隊は当初約80人規模だったが、45年には180人以上
まで拡大した。同部隊は西安で米国戦略情報局(OSS)の特殊訓練を受け、国内進攻作戦の準備も進めていた。中国は当時、重慶に
総司令部のあった光復軍の抗日戦争を支援した。
中国の習近平指導部が光復軍の駐屯地に記念碑を建立したのは、北東アジアの歴史問題をめぐって「韓中が連携して日本に対抗
しよう」というメッセージを送ったものと解釈される。今回の記念碑の設置は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が昨年6月に西安で趙正永・
陝西省党書記と面会した際に要請したものだ。
ソース(Yahoo・朝鮮日報) URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
写真 URLリンク(amd.c.yimg.jp)