14/05/06 00:30:53.35
ローマ法王の「韓国国民への伝言」
バチカンのヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖式=2014年4月27日、オーストリア国営放送の
中継から(ヨハネ・パウロ2世は1984年、訪韓してヨイド広場で約100万人の信者集会を開いた)
中央日報日本語電子版(26日)によると、韓国の天主教(カトリック教会)大田教区長のユ・フン
シク主教は24日、バチカンでフランシスコ法王を謁見した。ユ主教は、韓国の珍島沖で起きた旅客船
「セウォル号」沈没事故の犠牲者を哀悼した法王の祈祷に感謝の意を伝えたという。
同日報によると、フランシスコ法王は「韓国民すべてに深い哀悼を表す。若者に会いに行く訪韓を控え、
多くの若い生命の犠牲を非常に残念に思う。韓国民がこの事故をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わ
ることを望む」と強調したという。
中央日報の同記事はニュースランキングのアクセスでトップを飾っていたところをみると、多くの
読者が法王の発言に感動を覚えたのだろう。
まだ多数の行方不明者がいる段階で時期尚早かもしれないが、韓国国民は同事故から教訓を引き出
すべきかもしれない。「セウォル号」沈没事故の技術的、人為的な問題点は別として、フランシスコ
法王が語った「韓国国民は倫理的、霊的に生まれ変わるべきだ」という点に絞って考えてみたい。
ローマ法王の発言内容はかなり異例だ。「国民に倫理的、霊的に生まれ変わるように」という内容
は、韓国民の倫理的、霊的な現状が良くないという判断がある。それでは、何を変えるべきなのだろうか。
多数の若者たちが犠牲となった「セウォル号」沈没事故で国民はショックに陥り、「わが国は3等
国家だ」、「後進国だ」といった自嘲気味な意見が聞かれる一方、政府の事故への対応を批判する声が
溢れている。
URLリンク(vpoint.jp)