14/05/06 00:04:33.93 U3iGqV9Y
>>567
誤解があります。
その件に関してロイズ組合は一切関わり合いがない。
タンカーはスクルドP&Iが直接引受、中国P&Iが保証人。
よく勘違いされるのは、ロイズという保険会社はなく、保険組合というシンジケートそのものを指します。
基本的に直接保険は受けず、再保険の請負が主業務です。
保険を引き受けるブローカーと、保険リスクに応じて保険会社を召集するエージェントから成り立ってます。
事故の判決に際して、非難声明は出したものの、特に引受の可否に関わるものは確認されていない。
また、アジア圏では日本の海上保険(東京海上、損保ジャパン、MS&AD)が引受手の中心、再保険は日本P&Iと保証人が日本政府。
なので、ロイズはアジア圏では利用がほとんどなく、直接引受は3%程度で再保険も25%ほどしかありません。
ちなみに、日本ではコーンズがエージェンシーです。
元々、韓国船に対する利率は極端に高く、船数と金額を割ると同トン数で日本の20倍ほどします。
それで、不払いが前提のペーパー保険会社を中韓北露に作ってPSCの検査所類だけはそろえる、でも事故が起きても出るものが出てこないと。
こういう流れなんです。