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【ソウル共同】
長崎県対馬市から仏像2体が盗まれ韓国に持ち込まれた事件で、2体のうち
海神神社の国指定重要文化財「銅造如来立像」について、韓国の市民団体が日本への
即時返還を韓国文化財庁に求めた訴訟の判決で、ソウル行政裁判所は2日、訴えを却下した。
原告は、海外にある朝鮮半島由来の文化財返還に取り組む市民団体代表の慧門僧侶(41)。
行政裁は、所有者でない原告が、返還を求め提訴する資格がないと判断したとみられる。
慧門さんは判決後、記者団に「返還が認められれば韓日関係改善の契機にもなっただろうに残念だ」と話した。
東京新聞 2014年5月2日 11時40分
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