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【光州聯合ニュース】
韓国の市民団体「勤労挺身隊ハルモニ（おばあさん）とともにする市民の集まり」は１日、光州市内に設けられた旅客船
「セウォル号」沈没事故の犠牲者を追悼する焼香所で声明を発表し、「国民の命を守れない政府は、もはや政府ではない」と批判した。
また、「セウォル号の惨事は光復（日本植民地支配からの独立）から６９年間放置されてきた強制動員被害者の問題と大差はない」と指摘した。
声明は終戦直後の１９４５年８月、帰国する朝鮮半島出身者数千人を乗せた日本の輸送艦「浮島丸」が京都の舞鶴湾で爆発して沈没し多数の
犠牲者を出した事件に言及し、「（犠牲者の）遺骨は冷たい海に放置されている」と嘆いた。
生命は「強制動員被害者の問題に関しても政府は沈黙している。苦しい法廷闘争に拍手を送るどころか、日本の民間企業との個人的な訴訟だと、
あきれた答えばかり」と非難した。
太平洋戦争中に三菱重工業の軍需工場に徴用された元朝鮮女子勤労挺身隊の韓国人女性と遺族らは今年、同社に損害賠償を求める訴訟を
光州地裁に起こした。この日、市民団体は控訴審の初公判を傍聴した後、原告らとともに焼香所を訪れた。光州地裁は一審で三菱重工業に対し、
原告４人に１人当たり１億５０００万ウォン（約１５００万円）、遺族１人に８０００万ウォンを支払うよう命じた。
朝鮮日報 2014/05/01 20:11
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