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Record China NEWSポストセブン 2014年04月28日07時00分
沈没船事故で被災者家族号泣 震災で泣かぬ日本人に韓国人驚く
「なんで助けてくれないの」と泣き崩れる母親に、「何千人でも投入して今すぐ助けろ」と
怒鳴る父親……高校の修学旅行生ら数百人規模の犠牲者を出した韓国のセウォル号沈没事故は、
日本にも大きな衝撃を与えた。とりわけ日本人にとって印象的だったのは、被災者の家族らが
このように、あたりもはばからず、激しく号泣する姿だった。
家族らの激情は、政府への怒りに転化し、慰問した朴槿恵大統領に対して「嘘つくなこの
野郎!」「こんなところに来ないで早く対策を立てろ!」と罵声を浴びせるほどだった。
「自分にはここまでできない」─おそらく多くの日本人がこう思ったはずだ。3年前の東日本
大震災では、被災者や遺族らが心痛を押し隠す姿、不平を洩らすことなく耐え忍ぶ姿が目に
付いた。
人災としかいいようがない今回の沈没事故と、地震・津波という自然災害とではもちろん
比較はできないが、日本では、こういった事態に際して感情を抑え、「気丈に振る舞う」ことが
美徳とされてきた。震災当時、韓国人らは逆に、「なぜ日本人は泣かないのか」と驚いたという。
この違いはどこから生まれるのか。これは決して、どちらが良い・悪いという話ではない。
両国の間の文化的ギャップが、象徴的に現われているのである。
※週刊ポスト2014年5月9・16日号
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