14/04/21 20:22:27.27
(画像)
URLリンク(img1.cna.com.tw)
(台北 21日 中央社)
交通部の葉匡時部長は21日、立法院(国会)答弁で、韓国の旅客船「セウォル号」が全羅南道の
珍島沖で沈没した事故を受け、台湾で運航される同型船などへの抜き打ち検査を増やす考えを示した。
これは民進党の李昆沢立法委員(議員)の指摘に対し葉部長が答えたもの。
李委員は、台湾本島と離島を結ぶカーフェリーの多くはセウォル号と同型の船を使用し、
船齢も平均25年が経過しているとした上で、関係機関は船舶法に基づき1年に1度の定期検査や
5年に1度の特別検査、不定期の抜き打ち検査を行うべきだが、抜き打ち検査の実施率は
年間わずか6%で、安全面に不安があると指摘した。
葉部長は韓国での事故発生を受け、台湾の全ての客船に検査を行うように指示したと説明。
また、船舶の安全性は船の新旧で判断するのではなく、安全検査の規定をクリアしているかだとして、
今後はカーフェリーを中心に客船の抜き打ち検査回数を増やし、安全の確認に万全を期すと述べた。
一方、航港局の祁文中局長は、抜き打ち検査の実施率を20%に増加させたいと明らかにした。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)
フォーカス台湾 2014/04/21 17:46
URLリンク(japan.cna.com.tw)