【防衛オフレコ放談】 「一触即発 何度も目撃」 尖閣の日中攻防激白 [04/20]at NEWS4PLUS
【防衛オフレコ放談】 「一触即発 何度も目撃」 尖閣の日中攻防激白 [04/20] - 暇つぶし2ch3:ロンメル銭湯兵 ★@転載禁止
14/04/20 19:12:48.84
>>1の続き

 ■海保、決死の防御戦

 「海警の船は500メートルぐらいまで漁船に近づいてくる」と中島氏。海上での500メートルは想像以上に近く感じるという。

 漁船を守るため、海保の巡視船は漁船と中国海警の船の間に割り込む形で展開してくる。

 中島氏は、目の前で繰り広げられる日中両政府の攻防を幾度となく目の当たりにしており、海保の決死の防御戦をこう語る。

 「漁船と海警の船の距離が詰まっている狭いところへ海保の船はバーッと猛スピードで突っ込んでくる」

 「どちらかが少しでもカジを切れば衝突するほど船体を寄せ合っていることもある」

 船体同士の距離はわずか数メートルまで接近しているとみられ、まさに一触即発の状況だ。

 漁船が領海にとどまっている限り、中国海警の船はしつこく追いかけ回してくる。
海保に過重な負担をかけるわけにもいかず、やむなく漁船は尖閣周辺の領海の外に出る。

 「漁をしている最中に妨害され、仕事にならない」

 中島氏の言葉は尖閣周辺で漁を行っているすべての漁業関係者の気持ちを代弁している。

 ■接続水域に常時展開

 尖閣周辺での漁は天候が安定している5~7月がベストシーズンで、漁はこれから活発化する。
だが、挑発する中国側に不穏な兆候がある。

 尖閣周辺海域を管轄する第11管区海上保安本部(那覇市)の秋本茂雄本部長は
「(中国海警の船は)これまではいったん接続水域を出て間が空いていたが、
接続水域での航行が連続している。今後どうなるか注意が必要だ」と指摘する。

 どういうことか。中国海警の船は尖閣周辺の海域に展開すると数日間留まった後に撤収し
しばらくして別の船が展開してきていた。ところが2月以降、接続水域での10日以上の連続航行が相次いでおり、
尖閣周辺で船を交代させる運用方法を常態化させた可能性がある。

 秋本氏は「意図は分からないが、着実に(何かを)やってきている」と話す。

 ある政府高官は、中国海警の船が接続水域で常に“パトロール”にあたる兆候だと分析し、その意図については
「日本の漁船が尖閣周辺の日本領海に入ることを常時阻止する態勢を整えつつあるのではないか」と指摘する。

 ■南シナ海で比船退去

 中国艦船は南シナ海でも同様の威圧を先鋭化。スプラトリー(中国名・南沙)諸島でフィリピンが支配する
アユンギン礁で3月9日、座礁させた船に常駐するフィリピン兵への補給物資を積んだ船を、中国艦船が退去させた。

 中国は南シナ海では自国が主張する“領海”からフィリピン船を追い払い、
東シナ海では尖閣周辺の“領海”で漁業を行う日本漁船を妨害しているのだ。
それを繰り返すことにより、島の領有を既成事実化することが中国の狙いだ。

(更に続く)


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