14/04/19 19:04:16.56
習近平体制下の中国が覇権主義をむき出しにしている。
台湾が中国と調印した「サービス貿易協定」をめぐって議会承認に台湾市民が反発、
学生グループが台湾立法院(国会)を3週間以上も占拠した。学生らを蹴散らすために、
台湾マフィアの大物が立法院に乗り込む事態になったが、それを影で操っていたのが
中国だというのだ。台湾併合のためなら闇社会をも利用する赤い大国の狡猾な手口に迫る。
「台湾の未来は台湾だけのことではない」
10日に解除されるまで24日間も続いた学生たちによる立法院の占拠。その中心人物で
「台湾ひまわり学生運動」のリーダー、林飛帆氏(25)は夕刊フジの取材にこう訴えた。
若者たちが台湾史上、例のない強硬手段に打って出てまで阻止しようとしたのは、
中台サービス貿易協定の承認だ。
「サービス分野で両国間の市場開放を目指す協定だ。承認されれば中国と台湾との
経済的な結びつきはより強くなるが、台湾国内では『弱小産業の切り捨てにつながる』
との批判がわき起こった」(外交関係者)
協定は昨年6月に上海で締結。親中路線を取る与党・中国国民党が3月17日に
強行採決に踏み切ろうとしたが、これが市民の怒りを買った。
立法院の周囲では、学生らを支持する50万人規模のデモが発生する。
与党側が譲歩の姿勢を見せたことで、学生らは、議場からの撤退を決めたが、
先の林氏は「台湾が経済的に中国の支配を受けざるを得ない状況を作り出し、
政治的にも中国の支配を受けなければいけない状況に陥りかねない」と危機感を緩めない。
協定が、中国への同化を促進させる事態を恐れているのだ。
立てこもりの最中には、中国の影を感じさせる事態が起きた。
台湾事情に詳しい貿易関係者は「1日に地元マフィアの元幹部が、
学生の説得に乗り出したが、その背後に中国政府の存在がチラついている。
中国が息のかかったマフィアを使って運動を潰しに掛かった疑いがある」と説明する。(>>2以降へ続く)
zakzak 2014.04.19
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