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◆遍路道:韓国出身住職に“苦情” 差別貼り紙に同調の電話
韓国出身の伝統舞踊家で十三番札所・大日寺(徳島市一宮町)の住職を務める
金昴先(キム・ミョウソン)さん(56)の元に、札所などに貼られたハングル文字の
ステッカーに対する“苦情電話”が相次いでいる。
四国各地の遍路道で見つかった「朝鮮人排斥」を主張する貼り紙に同調する内容だという。
金さんによると、電話は8日ごろから掛かり、11日には少なくとも
男女2人から何回も電話があった。
中年とみられる女性は県内在住と名乗ったうえで、「(四国各地の札所で)
ハングル文字を見るたびに気分が悪い。なぜ勝手なことをするのか」などと主張。
別の男性は「お遍路は日本の文化。いろんなところにシールを貼って回るのはおかしい」と
話したという。
この男性は電柱やカーブミラーなどに無断でステッカーを貼る行為は違法で
景観を損ねるとも指摘。
金さんが支援し、外国人初の「公認先達(せんだつ)」に認定された
崔象喜(チェ・サンヒ)さん(38)=ソウル市=の活動を指しているとみられる。
金さんは、無断でステッカーを貼る行為は認められないとしたうえで、
「お遍路は世界遺産を目指している。『ハングルだから』などという狭い考えでは
世界からお客さんを迎えられるか心配だ」と懸念している。
毎日新聞 2014年04月12日18時32分
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