14/04/13 12:32:13.05
※>>1の続きです。
韓国メディアなどによると、韓国警察庁は事件発覚後に塩田やノリ養殖場、
畜舎などに対する一斉捜索を実施、失踪・家出人100人以上を発見・保護した。
事業者19人が監禁や暴行、賃金未払いをしていたとして立件するなどした。
働かされていた多くが知的障害者らで、未払い賃金の総額は12億ウォン(約1億2千万円)
に達したという。
■障害者差別を見て見ぬふりする体質
韓国の有力新聞が2007年に「障害者差別の恥ずかしい現実」とする社説を掲載したが、
そこでは障害を持つ男子中学生が体育の授業のたびに鍵をかけた教室に放置されたり、
障害者の学生に教授が「単位をあげるから授業に来るな」と指示した事例などが示されている。
今回の事件では、塩田での人手不足に加えて閉鎖的な地域性が指摘されているが、
社会の中に差別意識がいまなお根強く残っていることが本当の背景であることは間違いない。
例えば、住民の情報提供で、経営者は摘発されたが、孤立した離島に、
送り込まれた作業員は経営者の言葉が絶対だと教え込まれ、洗脳されていた。
地域の多くの住民らが見てみぬをふりをしたほか、地元警察も実態を知りながら
黙認していた疑惑が出ている。
経営者の中には、捜査が迫ると、知的障害者に対し「警察がお前らを収容所送りにしよう
としている。捕まりたくなかったら、山のなかに隠れていろ」と指示するケースもあったという。
こうした意識は本当に払拭できるだろうか。
4年後の祭典は、韓国が障害者が暮らしにくい社会であることを世界に発信してしまう
能性さえある。
※以上です。