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オランダのハーグで行われていた核安全保障サミットにあわせ日米韓３か国の首脳会談が行われ、
安倍総理と韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が初めて正式な会談に臨みました。
オバマ大統領の呼びかけを受けてようやく会談に応じた朴槿恵大統領ですが、少なくとも、
とりつく島がないという雰囲気ではありませんでした。会談に向かう際には、ＪＮＮの問いかけに笑顔を見せました。
「朴大統領にお会いできてうれしいです（韓国語）」（安倍首相）
オバマ大統領の仲介で行われた今回の会談は、従軍慰安婦問題など日韓の懸案については
議題としない方向で事前に調整が進められ、北朝鮮の核問題を中心に４７分間、協議が行われました。
「（朴槿恵大統領と）会談を行って、改めて、日韓の間には共通の課題があるということを再認識しました。
今回の会談を未来志向の日韓関係に発展させていく第一歩にしたいと」（安倍首相）
一方の朴槿恵大統領も、会談で北朝鮮問題について「３か国の首脳がひとつの場に集まって議論すること
自体に意味がある」と述べ、別れる際には安倍首相と握手し、笑顔で挨拶をかわしたということです。
ただ、従軍慰安婦問題などについては双方の立場の隔たりは何も変わっていないのも事実で、
今回の３者会談が日韓関係の改善につながるかは未知数です。（26日07:19）
TBS系（JNN） 3月26日(水)7時55分配信
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