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鳥インフルエンザウイルスに感染した犬が忠清南道扶余の養鶏農場でまた確認された。今月初
め天安の養鶏農場で犬の感染が確認されたが、これに続く2番目の事例だ。今度は一つの農家で
11匹が一斉に感染したことが分かり、「犬の間で鳥インフルエンザが伝染するのでは」という疑いが
出ている。
農林畜産食品部(農食品部)によると、鳥インフルエンザ発生農家を対象に犬・豚の感染につい
て調べている中、扶余の農家で飼われている犬11匹に鳥インフルエンザ抗体(H5)が確認された。
犬の体に抗体があるというのは、鳥インフルエンザに感染した後に治ったということだ。また、天安
の別の農場でも、鳥インフルエンザに感染した犬がもう1匹いることが確認された。これを受け、鳥イ
ンフルエンザ感染が確認された犬は計13匹に増えた。
農食品部と農林畜産検疫本部は、該当農場主が犬に飼料の代わりに死んだ鶏・鴨を食べさせ
たという情報を得て、具体的な事実関係を確認している。クォン・ジェハン農食品部畜産政策局長
は「死んだ鶏を食べさせたとすれば、これが違法事項になるかどうかも検討している」と説明した。
鳥インフルエンザウイルスが犬から犬に伝染したかどうかも調査の対象だ。1、2匹が先に鳥イン
フルエンザに感染した後、口や鼻を通じて他の犬に移す可能性があるからだ。扶余の農場では計
20匹の犬を飼っている。
チュ・イソク検疫本部動物疾病管理部長は「ウイルスが呼吸器を通じて入ったかどうか確認して
いる」と述べた。検疫本部はこれを確認するため、抗体が見つかった犬1匹を解剖検査する計画だ。
犬が鳥インフルエンザに感染した事例は2004年にタイで初めて確認された。鳥インフルエンザ
で死んだ鴨を犬が食べ、この犬が死んだ。国内のように感染した犬が特別な症状なく治ったケース
は報告されていない。今回の鳥インフルエンザのH5N8型は世界的に人に感染した事例がない。
一方、農食品部はこの日、鳥インフルエンザが発病した忠清南道天安にある畜産科学院家禽研
究団地を江原道に移転する方針だと発表した。鶏・鴨品種研究目的で運営されるこの研究団地で
は2日、鳥インフルエンザが発病し、防疫管理が徹底されていないという指摘を受けた。
ソース:中央日報日本語版<鳥インフルエンザ、犬の間で伝染?…また12匹感染=韓国>
URLリンク(japanese.joins.com)
関連記事:東亜日報<犬から鳥インフルエンザ発見、初の異種間伝播例>
URLリンク(japanese.donga.com)
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