14/03/19 22:40:19.85
「中台協定」反対の学生らが議場占拠 台湾 「産業切り捨てにつながる」
【台北=吉村剛史】
台湾の立法院(国会に相当)で18日夜、中台間のサービス分野の市場開放を目指す
「サービス貿易協定」の批准に反対する民間団体の学生たち数百人が警備の警察官を
押しのけて庁舎内に乱入し、徹夜で議場を占拠した。台湾メディアによると、一般民衆
による議場の占拠は史上初めて。学生らは協定の撤回などを求めて占拠を続けている。
同協定は昨年6月に上海で締結。電子商取引や医療、旅行業など、中国が80、台湾が
64分野を相互に開放するとの取り決めで、台湾の野党は「台湾の弱小産業切り捨てに
つながる」などとして反発してきた。
立法院は17日、協定の批准に向けた審議を委員会で行っていたが、与党・中国国民党
の立法委員(議員)が時間切れを理由に一方的に審議を打ち切ったため、反発が広がって
いた。
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