14/03/15 10:40:53.46
キム・ミンジョン(仮名=19歳・女)は数年前、高等学校を辞めて家出をした。父親は暴力団の組員で、
母親はアルコール中毒だった。家出をしたキムさんは歌房トウミ(カラオケヘルパー)として働きながら、
モーテルで暮らしている。
売春の被害に遭った未成年者(満19歳以下)10人のうち、6人(59.6%)は家出をした事が集計された。
家出をした若者たちが、それくらい簡単に売春犯罪に晒されているという事を意味する。
女性家族部は13日、最近の5年間(2007~2012年)で有罪判決が確定した、児童・青少年が対象の
性犯罪の分析結果を発表した。この期間、強姦・強制わいせつ・売春などの被害を受けた青少年は、
9,128人だった。2007年に1,494人だった被害を受けた青少年は、5年後の2012年には(1,953人)31%
増えた。半数以上(56%)が強制わいせつに遭い、強姦(39%)、売春(5%)の順だった。被害者の平均
年齢は13.1歳と表れた。 特に売春被害者の平均年齢は、5年前の16歳から2012年は15.5歳と低く
なった。
しかし、性犯罪の大多数を占める強姦(強制わいせつ・強姦)を犯した10人のうち、4人以上は執行
猶予で釈放された事が集計された。執行猶予の割合は、強姦犯罪が2007年の30.4%から2012年は
42%で、強制わいせつが同期間で44%から51.5%に増加した。
程度が最も悪質な強姦犯罪の場合、法廷下限が懲役5年だが、60%はそれよりも低い刑を受けた。
裁判官が情状酌量をして刑を軽くする、『酌量減軽』をしたためだ。
売春を斡旋した場合も加害者全員が、法廷下限である懲役5年よりも低い刑の宣告を受けた。3年
以下の懲役や禁固刑の宣告を受ければ、執行猶予の対象となる。女性家族部児童・青少年
性保護課のコ・ウィス課長は、「執行猶予で釈放された犯罪者が再犯を起こしたり、被害者に二次
被害を与える事例が多い」と話した。
これによって女性家族部では、中学生(16才未満)までを対象にした強姦罪の法廷最低刑を、懲役
7年に高める案を推進している。昨年の6月に児童青少年性保護に関する法律改正案が施行されて、
強姦の法廷最高刑が無期懲役にまで高くなったが、それだけでは不足であるという立場だ。現在
13歳未満を対象にした性犯罪は、特例法で無期または10年以下の懲役に処するようになっている。
13~16歳も年齢による保護を受けなければならないというのである。女性家族部のチョ・ユンソン
長官は、「執行猶予が事実上不可能になるよう、法定刑の下限を上げる法改正が必ず成立しなけ
ればならない」と語った。
ソース:NAVER/中央日報(韓国語)
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