14/03/14 09:20:54.87
【北京＝牧野田亨、栗原守】中国の
第１２期全国人民代表大会（全人代＝国会）第２回会議は１３日、閉幕した。
閉幕後の記者会見で李克強首相は、銀行を経由しない
金融取引「シャドーバンキング（影の銀行）」などの金融商品が、
債務不履行（デフォルト）になる懸念が高まっていることに関して、
「個別の（商品がデフォルトになるという）状況は避けられない」と述べた。
これまでは、投資家救済を優先し、デフォルトを避けてきたが、
部分的には容認する姿勢に転じたものとみられる。
ただ、李首相は、「監視を強め、適時、処理をしていく必要がある。
地域的にもシステム的にもリスクが発生しないように維持する」とも述べ、
引き続き投資家を救済する可能性も示した。
シャドーバンキングの資金供給先となっている地方政府の債務についても、
「全体として制御可能だ」との見方を改めて強調した。
（2014年3月13日21時34分 読売新聞）
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)